イベント2023

ふだん立ち入ることのできない屋上営巣地でコアジサシ観察



冬の間、南の国で過ごしていたコアジサシが、森ヶ崎水再生センター屋上営巣地に子育てに来ています!
ふだん立ち入ることのできない屋上営巣地です。いっしょに見守りましょう。

 2001年に森ヶ崎水再生センター東施設建物屋上でコアジサシの営巣を確認後、大田区、東京都下水道局、NPO法人リトルターン・プロジェクトと3者協同でコアジサシの営巣地として整備しコアジサシ保護活動を続け現在に至ります。繁殖に失敗した年もありますが、毎年コアジサシが繁殖のために森ヶ崎屋上を訪れています。近年ハクビシン、アライグマの屋上営巣地への侵入が確認され、コアジサシ繁殖活動への影響が懸念されています。

 森ヶ崎水再生センター屋上営巣地では絶滅危惧種のシロチドリやコチドリも営巣しています。また、施設建物外壁ではイワツバメも営巣しています。春秋の渡り時期にはシギチドリ類が塒利用しています。屋上営巣地ではキョウジョシギによるコアジサシ卵の捕食が目撃されています。
*Bird Research Vol.16,pp.S1-S5,2020 キョウジョシギによるコアジサシ卵の捕食
奴賀俊光・松村雅行・北村亘

 エクスカーションでは、NPO法人リトルターン・プロジェクトの森ヶ崎屋上営巣地での絶滅危惧種保全活動についてご理解いただき、コアジサシ、シロチドリなどの子育ての様子をご覧いただきます。
*営巣状況によってはコアジサシ、シロチドリなどが見られない可能性があることをご承知おき下さい。

募集要項


開催日時 2023年6月17日(土) 10:00〜11:00

※悪天候中止等の連絡は、前日20:00までにLTPのブログにてお知らせします。
※荒天の場合中止になります。(前日の天気予報で雨天確率が60%以上)
※小雨の場合は決行します。
所要時間 約60分(簡単なレクチャー10分/コアジサシ観察50分)
定員 50名(申込順)
申込み締切り 2023年6月10日(土)
締切り前でも応募者が定員に達した場合には受付終了します。
対象 どなたでも(小学生以下は保護者の同伴が必要です)
参加費 100円(現地徴収)*保険料、資料代として

集合場所


東京モノレール「昭和島駅」東口改札 を出た右側
森ヶ崎水再生センター東施設 職員通用門内(LTPスタッフが待機しています。)


集合場所:
東京モノレール昭和島駅東口改札を出た右側、森ヶ崎水再生センター東施設職員通用門内 

<交通>東京モノレール 昭和島駅下車
*モノレールは各駅のみ停車します
*森ヶ崎水再生センターは立ち入り禁止の東京都下水道局の下水処理施設です。お車でのご来場は出来ません。


観察場所

東京都下水道局森ヶ崎水再生センター 東施設屋上 コアジサシ人工営巣地
*東京都の下水処理施設のため一般の立ち入りは制限されています。

観察会の流れ

10:00 集合、オリエンテーション
 ↓ 
10:10 屋上営巣地に移動、コアジサシ観察、適宜屋上営巣地について説明、参加者からの質問にお答えします。
 ↓
11:00頃 終了・解散

*希望者を東京港野鳥公園までご案内
東京港野鳥公園ネイチャーセンターでは「世界アルバトロスデー&シーバードウィーク」イベント展示が行われています。

持ち物・注意事項

  • 水筒などの飲み物、帽子などの日よけをご用意ください。屋上営巣地は日影が少なく、構内及び周辺に売店等はありません。
  • 肉眼でもご覧いただけますが、 双眼鏡などの観察道具をお持ちいただけると可愛いヒナを見ることができるかもしれません。
  • 森ヶ崎水再生センター内では、屋上営巣地以外立ち入り禁止です。
  • 体調不良などのために途中で帰る場合は、スタッフにお声掛けください。出口までお送りします。
  • 途中退所すると、再入所はできません。
  • 写真撮影公開可能です。


新型コロナウィルス感染防止対策について

  • 屋外イベントですので、基本的にはマスクの着用は不要です。着用については個人の判断にお任せします。
  • 当日朝、家を出る前に各自検温していただき、体温が37.5℃を超える場合や咳、味覚障害などの症状がある場合にはご参加をお控えください。

申込方法

名前と当日連絡が取れる連絡先(携帯電話番号)を明記して、下記メールアドレス宛にお申し込みください。
*受付返信メールをもってエクスカーション参加申込み完了です。

申込み締切り

2023年6月10日(土)
締切り前でも応募者が定員に達した場合には受付終了します。


お申し込み先:wadsbw-excursion@littletern.net
*お申込みいただいた個人情報は、エクスカーション参加者の名簿管理、保険加入手続きにのみ使用します。


メールを送る


主催

NPO法人リトルターン・プロジェクト