油田 照秋『小笠原のオキノタユウ これまでとこれから』
開催日時 | 2021年6月19日(土) 10:50〜11:20 |
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講演時間 | 30分 |
かつての繁殖地である小笠原諸島聟島では、2008年に世界で初めてオキノタユウ(アホウドリ)のヒナを移送、飼育し、巣立たせることにより新たな繁殖地を作る試みが始まりました。
このプロジェクトが始まってから今年で14年、本講演では、これまでの経緯と2012年から行われているモニタリング調査から明らかになった聟島のオキノタユウたちの動向や現在の状況などお伝えします。
演者プロフィール
油田 照秋
(財)山階鳥類研究所保全研究室研究員
2013年北海道大学環境科学院博士課程修了。博士(環境科学)。2013年より北海道大学博士研究員、2015年より新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター特任助手を経て2018年より現職。専門は鳥類の行動学、繁殖生態学。対象種はシジュウカラ、カラ類、トキ、オキノタユウなど。