『水族園が行う海鳥の保全活動』
野島 大貴(恩賜上野動物園 (前 葛西臨海水族園) )
開催日時 | 2024年6月16日(日) 13:30〜14:00 |
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講演時間 | 30分 |
葛西臨海水族園ではペンギン類4種、ウミスズメ類2種、計6種の海鳥を飼育し、季節を問わず間近で観察することができます。
そのなかには、繁殖行動など、野生下で観察するのが難しい行動も含まれます。これらの行動を広く一般に展示し、海鳥の魅力や現状を伝える傍ら、海鳥の生息地に赴き、関係各所と連携しながら保全活動も行っています。
今回は水族園ならではの目線から、保全活動で得られた喜びや苦労、その成果を交え、水族園が行う海鳥の取り組みを語り尽くします。
演者プロフィール
野島 大貴(のじま・だいき)
恩賜上野動物園 (前 葛西臨海水族園)
1987年神奈川県生まれ。2010年(公財)東京動物園協会に入社。2015年から2024年の間、葛西臨海水族園で海鳥などの鳥類を担当。飼育繁殖、保全、教育普及活動に取り組む傍ら、(公社)日本動物園水族館協会が行う、種保存事業の一環でフンボルトペンギンなどの個体群管理を担っている。現在は恩賜上野動物園に異動し、ワタボウシタマリンなど小型哺乳類を担当。