講演会2026

対面&オンライン

開催日時 2026年6月21日(日) 11:30〜12:00
講演時間 30分

 私たちが日常生活で大量に使っているプラスチックは、海鳥に「誤飲・誤食」、「絡まり」、「有害化学物質による汚染・蓄積」を引き起こし、生存の大きな脅威となっている。日本野鳥の会と東京農工大学は、2022年から伊豆諸島の無人島、祇苗島で繁殖するオーストンウミツバメを対象に共同で調査を行い、尾腺ワックス中のプラスチック由来の有害化学物質の濃度を定量し、評価を行った。

 本講演では、この調査の概要と、分析により明らかになった有害化学物質の蓄積状況、季節的な違い、他の海鳥との比較等について紹介する。


オーストンウミツバメ


演者プロフィール


山本 裕(やまもと・ゆたか)

(公財)日本野鳥の会 自然保護室チーフ

(公財)日本野鳥の会自然保護室チーフ。1964年山口県生まれ。1991年に日本野鳥の会入局。広島、三宅島でのレンジャー勤務を経て、2008年から自然保護室に所属。カンムリウミスズメの保護活動や日本のマリーンIBAの選定、海鳥の混獲対策などに携わったのち、現在は、海洋プラスチック問題への対策、海鳥保全の普及啓発、野外鳥類学論文集『Strix』の編集を担当している。



講演要旨一覧